ボーイスカウトの歴史
ボーイスカウトは、1907年に英国で行なわれた小さなキャンプから始まりました。
それは都会育ちの少年たちに夢と冒険を与えるすばらしいキャンプでした。
翌年の1908年、創始者ベーデン・パウエル卿により本格的なボーイスカウト運動がスタートしました。
ベーデンパウエル卿は、英国の将来を担う立派な少年たちを育てようというビジョンのもと「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちに自然観察やグループでの遊びの楽しさ、すばらしさを教えました。
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どんなふうに活動するの?
ボーイスカウトでは、年齢別に組織が分かれています。
ビーバースカウト 小学校1年生4月~(就学直前の1月から仮入隊できる) |
ビーバースカウトのやくそくときまりをもとに次の3つのねらいをおいて
月に3~4回の活動を行っています。
1・みんなとともになかよく遊ぶ
2・自然に親しむ
3・楽しみや喜びをわかちあう
カブスカウト 小学校3年生4月~ |
家庭や近隣と社会での生活指導及び組や隊の活動に
参加することによってよい社会人としての基本を修得します。
ボーイスカウト 小学校6年生4月~ |
班及び隊の活動に参加することによって自分の責任を果たし、
野外生活を主とした体験学習を通してよき社会人たる資質の向上を図ります。
ベンチャースカウト 中学校3年生9月~ |
隊及び活動チームの仲間とともに高度な体験を自ら企画し、
実行することによって自己の特性を伸ばし、「自分で考え、自分で行動し、
自らに責任を持つことのできるスカウト」を育てます。
ローバースカウト・指導者 18歳~25歳 |
ちかい及びおきてを各自の生活により強力に具現する機会を与えるとともに、
自らの有為の生涯を築き、社会に奉仕できる精神と体力を養うことを目指します。
ボーイスカウト運動には次のような特徴が上げられます
- 青少年の自発活動であること
- 青少年が、誠実、勇気、自信、および国際愛と人道主義を把握すること、健康を築くこと、人生に役立つ技能を体得すること、社会に奉仕できることの人格・健康・技能・奉仕を4本柱としていること。
- 幼児期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、年齢に応じた部門があり、それぞれのプログラムが一貫していること。等があげられます。しかし、ボーイスカウト教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあります。それは、「ちかい・おきて」の実践、班制教育、進歩制度、野外活動を取り入れていることです。